戸畑祇園大山笠行事~世界遺産~
今回は世界遺産に登録されている戸畑祇園大山笠行事についてご紹介します♪
◆戸畑祇園ってどんな祭り?

毎年7月第4土曜日をはさむ3日間で開催されている戸畑祇園は、戸畑区内を飛幡八幡宮の東大山笠、恵美須神社の西大山笠、中原八幡宮の中原大山笠、菅原神社の天籟寺大山笠の4地区を中心に行われる祇園祭です。
「戸畑祇園」や「戸畑祇園大山笠」という名称で呼ばれることも多いですが、正式名称は「戸畑祇園大山笠行事」になります。
博多祇園山笠や小倉祇園太鼓と並ぶ福岡県夏の三大祭りの一つ。
1980年(昭和55年)国の重要無形民俗文化財にも指定されたのをはじめ、歴史文化夜景遺産として日本夜景遺産や「山・鉾・屋台行事」の構成遺産としてユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

▲東大山笠と西大山笠の神事が行われる飛幡八幡宮

▲中原大山笠の神事が行われる中原八幡宮

▲天籟寺大山笠の神事が行われる菅原神社
◆戸畑祇園の歴史って?

江戸時代の後期にあたる1802(享和2)年に戸畑地区一帯に疫病が延々した際、神社に祈願したところ、疫病が収まりました。そのお礼として村人たちが翌年の1803(享和3)年に須賀大神に対して感謝の込め、祝い山笠を作って奉納したのが起源と伝わっています。
天籟寺は戸畑の枝村だったため同時期に始まったと考えられており、戸畑村と隣村だった中原は普段からの交流もあったためほぼ同時期か数年遅れだと考えられています。
◆戸畑祇園の特徴って?

昼の幟山は、山笠の土台を幟・幕類・勾欄・菊の花を象った前花・背面の見送りなどで装飾したもの。見送りや幕類の模様は各大山笠ごとに異なります。

昼の幟山の装飾を全部取り外した後、台座に高さ4メートルほどのやぐらを組んで、提灯をピラミッド型に組み上げたもの。高さ約10メートル、重さ2.5トン、合計309個もの提灯をつけた提灯山笠は、「光のピラミッド」として親しまれています。
「ヨイトサ、ヨイトサ」の掛け声とともに、男衆が山笠を担ぐ姿は勇壮です。
幟山・提灯山ともに、高校生以上が担ぐ大山笠4基(東大山笠・西大山笠・中原大山笠・天籟寺大山笠)と、中学生が担ぐ小若山笠4基(小東山笠・小西山笠・小中山笠・小天山笠)の8基があります。
昼の幟山から夜の提灯山にへと昼と夜で姿が変わる「姿替え」は全国的にも珍しく、戸畑祇園ならではの大きな特徴です。
また、各町内には子供が引く子供山笠もあり、子供と地域の大人が力を合わせて山車を引きながら地域を回っています。
◆戸畑祇園の行事って?

毎年7月第4土曜日をはさむ3日間の開催で、金曜日には飛幡八幡宮(東、西)・菅原神社・中原八幡宮での祭事が行われます。
中日の土曜日夕方にはから戸畑区役所前にある浅生一号公園の周辺に、各地区の大山笠4基と小若山笠4基の合計8基が一堂に集結し、競演会が開催。
日曜日には各地区で日中は幟山笠・夜は提灯山笠に姿を変えてのフィナーレが行われます。
◆戸畑祇園あれこれ
戸畑祇園の舞台である戸畑で出合った戸畑祇園にまつわるものを紹介していきます。
◆祭り期間中に中本町あやめ通り商店街に飾ってあった子供山笠

◆飛幡八幡宮でいただいたご朱印

→飛幡八幡宮に行った際の記事はこちら
飛幡八幡宮の御朱印♪~福岡・北九州市~
◆飛幡八幡宮でいただいた戸畑祇園の御朱印帳

▲御朱印帳の表です。提灯山笠がデザインされています

▲御朱印帳の裏です。幟山笠がデザインされています
◆競演会の会場・戸畑区役所で冬に行われているライトアップ

◆菅原神社で見つけた自動販売機
◆戸畑祇園ってどんな祭り?

毎年7月第4土曜日をはさむ3日間で開催されている戸畑祇園は、戸畑区内を飛幡八幡宮の東大山笠、恵美須神社の西大山笠、中原八幡宮の中原大山笠、菅原神社の天籟寺大山笠の4地区を中心に行われる祇園祭です。
「戸畑祇園」や「戸畑祇園大山笠」という名称で呼ばれることも多いですが、正式名称は「戸畑祇園大山笠行事」になります。
博多祇園山笠や小倉祇園太鼓と並ぶ福岡県夏の三大祭りの一つ。
1980年(昭和55年)国の重要無形民俗文化財にも指定されたのをはじめ、歴史文化夜景遺産として日本夜景遺産や「山・鉾・屋台行事」の構成遺産としてユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

▲東大山笠と西大山笠の神事が行われる飛幡八幡宮

▲中原大山笠の神事が行われる中原八幡宮

▲天籟寺大山笠の神事が行われる菅原神社
◆戸畑祇園の歴史って?

江戸時代の後期にあたる1802(享和2)年に戸畑地区一帯に疫病が延々した際、神社に祈願したところ、疫病が収まりました。そのお礼として村人たちが翌年の1803(享和3)年に須賀大神に対して感謝の込め、祝い山笠を作って奉納したのが起源と伝わっています。
天籟寺は戸畑の枝村だったため同時期に始まったと考えられており、戸畑村と隣村だった中原は普段からの交流もあったためほぼ同時期か数年遅れだと考えられています。
◆戸畑祇園の特徴って?

昼の幟山は、山笠の土台を幟・幕類・勾欄・菊の花を象った前花・背面の見送りなどで装飾したもの。見送りや幕類の模様は各大山笠ごとに異なります。

昼の幟山の装飾を全部取り外した後、台座に高さ4メートルほどのやぐらを組んで、提灯をピラミッド型に組み上げたもの。高さ約10メートル、重さ2.5トン、合計309個もの提灯をつけた提灯山笠は、「光のピラミッド」として親しまれています。
「ヨイトサ、ヨイトサ」の掛け声とともに、男衆が山笠を担ぐ姿は勇壮です。
幟山・提灯山ともに、高校生以上が担ぐ大山笠4基(東大山笠・西大山笠・中原大山笠・天籟寺大山笠)と、中学生が担ぐ小若山笠4基(小東山笠・小西山笠・小中山笠・小天山笠)の8基があります。
昼の幟山から夜の提灯山にへと昼と夜で姿が変わる「姿替え」は全国的にも珍しく、戸畑祇園ならではの大きな特徴です。
また、各町内には子供が引く子供山笠もあり、子供と地域の大人が力を合わせて山車を引きながら地域を回っています。
◆戸畑祇園の行事って?

毎年7月第4土曜日をはさむ3日間の開催で、金曜日には飛幡八幡宮(東、西)・菅原神社・中原八幡宮での祭事が行われます。
中日の土曜日夕方にはから戸畑区役所前にある浅生一号公園の周辺に、各地区の大山笠4基と小若山笠4基の合計8基が一堂に集結し、競演会が開催。
日曜日には各地区で日中は幟山笠・夜は提灯山笠に姿を変えてのフィナーレが行われます。
◆戸畑祇園あれこれ
戸畑祇園の舞台である戸畑で出合った戸畑祇園にまつわるものを紹介していきます。
◆祭り期間中に中本町あやめ通り商店街に飾ってあった子供山笠

◆飛幡八幡宮でいただいたご朱印

→飛幡八幡宮に行った際の記事はこちら
飛幡八幡宮の御朱印♪~福岡・北九州市~
◆飛幡八幡宮でいただいた戸畑祇園の御朱印帳

▲御朱印帳の表です。提灯山笠がデザインされています

▲御朱印帳の裏です。幟山笠がデザインされています
◆競演会の会場・戸畑区役所で冬に行われているライトアップ

◆菅原神社で見つけた自動販売機

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